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2019/11/09

空き家問題を防ぐには?勝負の決め手は「家族信託や遺言などの相続対策」

おはようございます!

先日、多くの司法書士が参加するゴルフ大会に参加してきました!
実力不足はもちろんですが
ものすごく久しぶりにコースを回ったこともあり
結果は散々でした!
おかげさま?で、ブービー賞をいただくことができました(笑)

しかしながら、
同じグループで回った
先輩司法書士の皆さんの優しさと
キレイな景色に癒されながらプレーができ
日頃の疲れが吹き飛びました!

初心者ですが、
すっかりゴルフの楽しさに魅了されている
司法書士の山内です。


さて、今日のテーマは「空き家問題」です!

先日、日本経済新聞に気になる記事が掲載されました。

日本経済新聞電子版記事(10月31日付)
(家族信託や遺言、相続こそ空き家予防の要 空き家と向き合う(4))
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51656350R31C19A0EA1000/


「おやじは俺に任せると言っていた」
「そんなはずはない。長男面するな」
「毎週通って面倒みていたのは私よ」――。
ひとり暮らしの父親が亡くなって約1年。
30~40代の3きょうだいは、
空き家状態になった東京都内の実家を巡ってぎくしゃくしている。
父から「家は好きにしろ」と言われていたが、
売るか建て替えるか、
実家を出て家庭を持つ3人の意見はまとまらない。
固定資産税、管理の手間、近所からの苦情。
悩みもあるが、関係を修復する大変さを思うと、
腰を上げる気にはならない。

こんなケースを挙げて記事は展開されていますが、
対立の深さの差こそあれ、
こういったケースは、ごく普通のご家庭でも起こっていることだと感じています。

自身や家族の死後のことを考えることは
楽しいことではないかもしれませんが、
「いつか必ずやってくるそのとき」に備えて
正面から向き合って対策することを避け続けてきたことで
防ぐことができた争いが生まれてしまっているのです。

今や「終活」という言葉も普及してきたように
自身や家族の死に対して、
元気なうちに備えておくことが普通になってきています。

認知症になった場合の
自宅などの財産の管理や処分について
家族信託を活用して、正式に親族に任せておくことも大切です。

遺産について揉めることのないように
きちんと遺産をたな卸しして
遺言書を書いておいたりすることも大切です。

ですが、備えておくことは、何も遺産のことだけではありません。

自身が認知症になったときの介護はどうして欲しい?
財産の管理はどうして欲しい?
自身の死後、葬儀に呼んで欲しい人は?
最後に感謝の気持ちを伝えたい人は?
死後のパソコンやスマートフォンなどに残された思い出の写真など
デジタルデータの処分は?

ご自身やご家族にもしものことがあってからでは、
もうその想いを聞くことができないかもしれません。

我々専門家は、
それぞれの場面で
トラブルが解決できるようにベストを尽くしますが
実際にトラブルが起こってからでは
取り得る方法がどんどん少なくなっていくのです。

元気なうちであれば、
多くの対策の選択肢があります。

この記事は、そんな当たり前のようでなかなか難しい
生前対策の重要性を改めて訴えかけています。

この記事を読まれた方が
少しでも生前対策に関心を持っていただき、
司法書士をはじめとした専門家にご相談していただけたらと思います。


今回も最後まで読んでいただき、有難うございました。


へいわ法務司法書士事務所
司法書士 山内勇輝

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